令和6年度 10月・11月
2024年10月6日
子ども達はお手伝いが大好きです。
みつる幼稚園では毎日「おとうばんさん」があります。クラスのお友達が順番に毎日お当番さんを交代で先生のお手伝いをしています。お手伝いといっても先生から頼まれた「ボードや手紙を職員室まで届ける」ことや、給食室まで「ごちそうさまカードを届ける」ことなど、簡単なかわいいお手伝いですが、次の「おとうばんさん」が来る日を、みんな楽しみに待っています。
子ども達は、本当は驚くほどいろいろなことができます。できることはさせてあげることも自立への第一歩につながると思います。反対に本当はできることを、大人が全てやってあげ続けると子ども達は「やってもらえるもの」となりがちです。
入園後は「靴の脱ぎ履き」「衣服の着脱」「帰る時の荷支度」「おトイレ」から、教員は声掛けをしながら、時には「見守り」時には「手伝い」、個々に応じて、状況に応じて、バランスを取りながら対応しています。
ご家庭でも、忙しい時、時間が迫っている時はなかなか見守ることは難しいかもしれませんが、時間に余裕がある時など、お子様が自分でやってみようとしている時は、見守りながら、自分自身でできた喜びを味合わせてあげることもいいと思います。
でも「なんでできないの」「どうして失敗するの」のような否定的な言葉はやめましょう。できなくても、失敗しても、子どもが挑戦しようとしたこと、頑張ってみたことを褒めてあげてください。失敗しても恥ずかしい事ではない、できなくてもダメなことではないと思えば、きっと将来挑戦する子が増えると思います。
失敗してもいいから挑戦しよう! できるようになろう! と思う気持ち。
大人も子どもも同じですね。