令和7年 8月・9月
褒めること、認めることの大切さを、子ども達と毎日接していると感じます。
できるようになったら「よくがんばったね」と「結果」を褒めることの他に、できなくても頑張った「それまでの過程」を褒めてあげる。頑張ってみようと思った「気持ち」を褒めてあげることは、とても大切だと思います。幼児期に大切なことは「結果」だけではなく「過程」が大切と当園では考えて子ども達に対応しています。一生懸命になにかに挑戦したこと、努力したことは、たとえ「結果」や「成果」が出なくても、その「頑張ったこと」や「集中したこと」「継続したこと」を褒めて認めてあげることを大切に考えています。
例えば…
鉄棒の逆上がりができるようになりたくて、手にマメができるまで努力している子。
縄跳びを朝の自由時間も、お昼の自由時間も飛べるようになりたくて練習している子。
ピアニカの練習を自由時間にしている子。折り紙に集中している子。などなど…
逆上がりができてなくても、縄跳びが跳べてなくても、指使いがまだ間違っていても、折り紙の角がずれていても、3歳から5歳の子ども達が、それぞれの目標に向かって一生懸命に努力して継続していることは褒めるに値することだと思っています。
「努力すること」「継続すること」「集中すること」「チャレンジすること」を幼児期に褒めて認めていくことで、子ども達の心の中に「頑張ることも良いかも?褒められるし…」と思ってもらえれば、きっと小学校進級後も色々な初めての事に前向きにチャレンジしてもらえるのではないかなぁと考えています。
「よくできたね」の他にも、「今度はできるよ」「きっとできるようになるよ」とお子様の気持ちを支えてあげられる言葉はあります。
この世の中で一番大好きな「パパ」や「ママ」がほめてくれる言葉は、子どもにとっては、このうえなく嬉しく、いつもパパやママはb僕(私)を見てくれている、認めてくれると安心感や満足感を持てると思います。